- 2026年9月15日
子どもにお金の仕組みや投資の概念を教えたいけれど、難しい専門書やドリルを読ませるのは気が引けるものです。
そんな悩みを抱える親御さんに注目されているのが、ブシロードのTERIYAKI GAMESから発売されている「7歳から学べる投資ゲーム」です。
対象年齢は7歳からとなっていますが、簡単なお買い物のやり取りや足し算ができれば、幼稚園の年長さんくらいからでも十分に夢中になれる優れた設計になっています。
今回は実際に幼稚園年長の息子と真剣勝負をした様子を交えながら、基本的なルールや勝つための重要戦略、そして金融教育としてのリアルな効果を詳しく解説します。
7歳から学べる投資ゲームの全体像と基本ルール
このゲームは、限られた手持ち資金を元手に、自分のお店を作ったり企業の株を購入したりしながら、誰が一番資産を増やせるかを競うマネーシミュレーションゲームです。
プレイ人数は2人から4人で、1回のプレイ時間は約15分から30分と手頃な長さに収まっています。
ゲームの目的と勝敗の決まり方
ゲームは全9ラウンドで終了し、最後に持っている総資産が最も多かったプレイヤーが勝利となります。
総資産は、手元の財布にある現金に加えて、ATMに預けてある預金、さらに所有している株券の購入金額をすべて合算して計算します。
ただし、どれだけ立派なお店や株を保有していても、手元の現金がマイナスになった瞬間にその場で即座に破産となり、ゲームから脱落するという非常にシビアなルールが設けられています。
1ターンの流れと選べる5つのアクション
プレイヤーは自分の手番が回ってきたら、3つのフェイズを順番に実行していきます。
最初のアクションフェイズでは、5種類の行動の中から1つだけを選択して行います。
スーパーで働いて現金1円をもらう行動、財布の現金を好きなだけATMに預ける貯金、ATMから財布へお金を戻す貯金の引き出し、代金を支払ってお店をオープンする行動、代金を支払って企業の株券を購入する行動のいずれかです。
行動を選んだ後は、お天気フェイズとしてサイコロを1回振ります。
サイコロの出目によって天気が決まり、晴れが出ればカードに応じた利益を受け取り、雨が出ればカードに応じた損失を銀行へ支払います。
もしも雷が出てしまった場合は大災害が発生し、自分が苦労して手に入れたお店と株券をすべて失って市場へ戻さなければなりません。
最後の利息フェイズでは、ATMにお金を預けている場合のみ預金に応じた利息を受け取り、次のプレイヤーへ手番を交代します。
【体験レビュー】年長の息子とガチ対決!波乱の9ラウンド体験記
■■■[写真挿入:ゲーム開始時のセットアップ、手元に配られた10円とATMカードの写真]
今回は私と年長の息子の2人きりで、どちらが多く稼げるか本気で勝負しました。
初期資金10円で始まった第1ラウンド、私が手堅く10円のラーメン屋を開業したのに対し、息子は5円でホテルの株を購入しました。
直後のサイコロで見事に晴れを出した息子は一気に6円の配当を得て、早くも大儲けしたと調子に乗って笑っていました。
しかし第3ラウンドでアイスクリーム屋の株を追加した直後、サイコロで雨が連続して資金難に陥り、息子の表情は一変しました。
その隙に私が貯金と収益を元手に15円の病院を買い、毎ターン息子からお金を巻き上げ始めると、息子はパパの病院こわすぎると悲鳴を上げました。
終盤には私のサイコロで雷が出て思わずヒヤヒヤしましたが、事前に買っていた鉄塔のおかげで全滅を回避できました。
最終結果は32円対13円で大人の勝利となりましたが、息子は雷のスリルに大満足し、次は絶対に貯金もすると悔しそうに語っていました。
体験から見えた!ゲームを有利に進める2大戦略
実際に子どもと対戦を重ねる中で、勝利を大きく手繰り寄せる2つのポイントが見えてきました。
相手の資産を削り取る病院カードの強さ
病院カードが圧倒的な強さを誇る理由は、銀行から報酬を得るのではなく、相手プレイヤーから直接お金を奪い取る点にあります。
相手の手元現金を削ることで次の設備投資を封じ込めるだけでなく、雨が降った際の支払いを不可能にして破産へ追い込むプレッシャーをかけられます。
15円という初期資金を超える購入費用をいかに早く工面して設立できるかが、このゲームの主導権を握る最大の鍵となります。
不測の事態を防ぐ鉄塔によるリスクヘッジ
事業や株式への投資を増やせば増やすほど、サイコロで雷が出た際の壊滅的な被害は大きくなります。
どれだけリードを広げていても、雷一発ですべてのカードを没収されれば即座に逆転されてしまいます。
中盤以降に資産が増えてきた段階では、新しいお店を買うよりも鉄塔を1枚確保しておくことが最も確実な保険戦略になります。
遊んで実感した!子どもの金融教育に最適な3つの理由
[写真挿入:病院カードと鉄塔カードの横で、サイコロの雷が出た瞬間の写真]
机の上で言葉を使って教えるのが難しいお金の概念を、遊びながら感覚で掴める点がこのゲームの最大の魅力です。
ハイリスク・ハイリターンの仕組みを感覚で理解できる
息子がホテルの株で喜んだ直後に雨の連続で資金難に陥ったように、儲かる可能性が高いものは損をするリスクも高いという基本原則を身をもって学べます。
机の上の言葉ではなく、サイコロの出目とお金の増減を通じてリスクの怖さを直感的に受け止めることができます。
手元現金を切らすと即脱落というキャッシュフローの現実
どれだけ価値の高いお店や株券を並べていても、手元の現金がゼロになれば支払いができずにゲームから脱落します。
利益を追うあまり全額を投資へ回すのではなく、手元に現金を残しながら資産を増やすという資金管理の重要性が自然と身につきます。
失敗体験から自発的に生まれる貯金と分散投資の意識
株で手痛い失敗を味わった息子が自ら次は貯金もすると口にしたように、遊びの中での失敗こそが最良の教材になります。
確実に利息が増える貯金をベースにしつつ、天候に左右されないお店や保険を用意するという分散投資の基本思考が、誰に教わるでもなく芽生えていきます。
気軽にお金のセンスを磨ける家族におすすめの1箱
■■■[写真挿入:ゲーム終了時の最終集計、手元に残ったカードとお金の並び写真]
7歳から学べる投資ゲームは、難しい経済用語を一切使うことなく、カードとサイコロの組み合わせだけで投資の本質を体験できる傑作です。
子どもにとってはハラハラドキドキの白熱したボードゲームであり、大人にとってもリスクとリターンのバランスに深く悩まされる奥深い内容となっています。
1プレイ20分前後でサクッと遊べますので、休日の家族団らんや子どもの金銭感覚を育てる第一歩として、ぜひ一度遊んでみてください。
この記事は私が書いたよ!
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元パチンコホールの現場スタッフから、未経験で経理職へと転身した異色のキャリアを持つ現役経理部員です。 パチ屋店員として5年以上、ホールを駆け回る日々を過ごしていましたが、将来への不安から一念発起し、事務職へのキャリアチェンジを決意しました。 現在は経理として10年以上のキャリアを積み、主に経費精算や支払い実務の最前線で会社のお金を管理しています。 保有資格は日商簿記2級です。 本ブログでは、パチンコ店から経理に転職したときの状況や転職方法の他に現職の経理としても領収書や請求書処理といった経理実務のリアルな現場の知恵や、未経験から経理マンとして生き残るための仕事術を発信しています。 「パチ屋から事務職なんて無理だ」と諦めかけている方や、日々の経理業務をより円滑に進めたい方に向けて、実体験に基づいた等身大の情報をお届けします。