経理の面接でパチンコ店員時代の経験をどう伝えた?自己PRのポイント

経理の面接でパチンコ店員時代の経験をどう伝えた?自己PRのポイント

パチンコ店員から事務職への転職を目指す際、面接で自分の経歴をどう語るべきか悩む人は多いと思います。

接客経験は確かにあるのですが、それだけで接客をしている人は他にたくさんいます。

実績を示すのが難しいのです。

店長などお店の運営をしている人なら数字に基づいた実績を語ることができると思いますが、主にホールで働いている下っ端が実績を示すのは簡単ではありません。

この記事では、未経験から経理職に飛び込み、10年以上キャリアを積んだ私が、実際に面接でアピールした3つの柱を解説します。

私は店長などの「お店を運営する側の人間」ではなく、役職者ではありましたが主にパチンコホールで接客や部下・アルバイトの指導を行う立場の人間でした。

社員の中では下っ端といっても良いと思います。

パチンコ屋での経験をいかに転職先の会社が求める適正に繋げるかが鍵となります。

転職した会社が求めていたこと

私はエン転職という転職サイトを通じて面接を受け、内定をもらいました。

転職サイトにはどのような人材を求めているのかが書いてある場合があります。

または、職務内容からも想像することもできます。

1.経理職の適性がある人

未経験でもOKな求人でした。

通常であれば「数字に強い人」なんかの適性が求められそうですが、私が転職した会社はそうではなく「経理としてコミュニケーションが取れる人」でした。

経理は黙々と経理事務をこなしているだけではありません(そういう場面も確かにありますが)。

実際にやってみると経理内、同じ建物で働く他部署の人、現場で働く人、取引先の人とコミュニケーションをとらなければいけません。

内定後のフィードバックで「他人との調整が潤滑にできるかどうか」が判断の1つとして入っていた聞きました。

(しかし、「簿記2級を持っている」ということが条件としてあったということも後から聞きました)

2.改善ができる人かどうか

募集要項には「経理事務をするだけではなく、仕事の改善もやってもらう」という旨が書かれていました。

なので、仕事を改善していくという意識がある人かどうかが見られていたようです。

どちらかというと、コミュニケーションよりも改善に対しての意欲が重要視されていたとのことです。

私がアピールしたポイント3点

私が内定を勝ち取るためにアピールしたポイントを3点お伝えします。

1.接客で培ったコミュニケーション力

パチンコ業界にはたくさんの専門用語があり、遊び方も知らない人からすると謎だと思います。

パチンコ屋では年齢問わず、初心者のお客さんが来店します。

遊び方が分からない人に対して、そういった専門用語で話しても伝わらないため「分かりやすい言葉で伝える技術」が必要になります。

遊び方を正しく伝え、お客さんがパチンコで遊べるようになることがゴールです。

このことを職務経歴書や面接で伝えました。

経理の仕事では現場で働く「経理システムの知識がない人」に向けて、システム操作を具体的に説明する場面が毎日のようにあります。

対面ではなく電話で伝えることが多く、「いかに相手に分かってもらうか」が重要です。

この共通点が面接でも良い反応をもらえたと思っています。

2.入場時のルール違反に対する改善

ここから2つは仕事をするうえでの改善事例となります。

私が行った改善の1つ目は、朝一のお客さんの入場時のルール違反を防ぐために提案・ルール変更したことです。

パチンコ屋は「1人1台だけ確保できる」という原則があります。

当時はスロット店で働いており、朝一のお客さんの入場時に「1人で2台を確保する人がいる」という問題がありました。

整理券を持ってお客さんは入場するのですが、「整理券を台に置けば席を確保できる」というルールがありました。

お客さんのごく一部ですが、整理券で台を確保して、さらに自分自身で別の台に座ってもう1台確保するということが可能になっているという問題がありました。

私が提案したのは「入場と同時に整理券を全て回収してしまおう」ということです。

整理券がなければお客さん自身の体で台を確保するしかなくなるので、「1人1台」となります。

例え台に私物(携帯電話やタバコ、ハンカチ等)が置いてあっても人間がいなければ空き台として私物を回収するということを徹底しました。

3.アルバイトの新人教育ツールの改善

2つ目はアルバイトの新人教育についてです。

新人が入ったときは先輩アルバイト又は社員が現場で教育をします。

起こっていた問題が「何までできたら研修終了となるのか分からない」「何まで教えているのか進捗が分からない」ということでした。

教育用のシート(A4一枚)はあったのですが、項目が不十分すぎて機能していませんでした。

そこで私は教育用のシートを一新し、教育の項目を網羅する・進捗が分かるシートを作成しました。

どのような項目が必要かを教育をするアルバイトスタッフに聞き取りし、最終的にはA3の紙に裏表びっしりになってしまいましたが、「これまでできたら教育終了!」という基準を設けることができました。

まとめ

パチンコ店員として過ごした時間は、決して経理への道から遠回りだったわけではありません。

現場での改善経験や人と向き合ってきた調整力は、10年以上経理を続けている今の私を支える大きな土台になっています。

人ぞれぞれ、会社にアピールできるポイントは必ずあるはずです。

今回ご紹介した3つのポイントを軸に、自信を持ってあなた自身の言葉で経験を語ってください。

この記事を書いた人 Wrote this article

NON

NON

元パチンコホールの現場スタッフから、未経験で経理職へと転身した異色のキャリアを持つ現役経理部員です。 パチ屋店員として5年以上、ホールを駆け回る日々を過ごしていましたが、将来への不安から一念発起し、事務職へのキャリアチェンジを決意しました。 現在は経理として10年以上のキャリアを積み、主に経費精算や支払い実務の最前線で会社のお金を管理しています。 保有資格は日商簿記2級です。 本ブログでは、パチンコ店から経理に転職したときの状況や転職方法の他に現職の経理としても領収書や請求書処理といった経理実務のリアルな現場の知恵や、未経験から経理マンとして生き残るための仕事術を発信しています。 「パチ屋から事務職なんて無理だ」と諦めかけている方や、日々の経理業務をより円滑に進めたい方に向けて、実体験に基づいた等身大の情報をお届けします。